おはようございます!
笠間さくら歯科 歯科医師の今井 亜沙美です。
今日は「ラバーダム防湿」について、お話したいと思います。
皆さん、この言葉を聞いたことはありますか?
歯科の治療では、細菌をきれいにするために、色々な、強い薬品を使います。
また、お口の中には、常に唾液があり、唾液で濡れた状態が保たれています。
歯が唾液で濡れてしまうと、唾液の中には、細菌が豊富にありますので、正しい治療の成果が得られないことがあります。
歯の根の中を治療する際には、細菌から極力守るという感染対策が非常に大切で、治療の予後に関わってくるのです。
例えば、神経を取る治療をする際、歯は虫歯になっていても、根の先の方はまだ感染していない場合、神経を取る際には、細菌が入らないように、守っていかないといけません。
当院では、根の治療の際、極力「ラバーダム防湿」を行なっています。
ラバーダム防湿とはゴムのシートを使い、治療する歯だけを露出する方法です。
ラバーダムを使用することで、治療する歯を感染から、守っていくことができるのです。
出来るだけ、自分自身の歯を守っていくということは、とても大事な事です。
ただ、患者さんによっては、苦しいと感じる方もいらっしゃるので、そういう場合は、遠慮なく伝えていただければと思います。
今日は、土曜日ですね。茨城は、少し雪が降る予報です。
インフレンザが流行っているようなので、皆さん体調に気をつけて下さい!!